- 当院の予防接種
- 予防接種の注意事項
- 予防接種後の熱は副反応?いつまで様子を見るべき?
- 当院で取り扱う予防接種と費用
- 当院で取り扱う抗体検査の種類と費用
- 当院の自費治療
- 白玉注射
- 高濃度ビタミンC注射
- にんにく注射
- プラセンタ注射
当院の予防接種
予防接種は、さまざまな感染症の発症や重症化を防ぐことを目的としたものです。ご自身だけでなく、ご家族の健康や命を守るという意味でも、対象となる方は積極的な接種をおすすめします。
なお、予防接種をご希望・ご検討されている方は、事前のWEBまたはお電話によるご予約をお願いします。在庫の状況によっては、取り寄せ等が必要になるためです。
当日ご持参いただくもの
- 診察券
- マイナ保険証または保険証
- 医療証
- 行政が発行した予診票(定期接種の場合)
予防接種の注意事項
以下に該当する方は、予防接種が受けられない、または接種を慎重に判断する必要がございます。
- 接種当日に37.5℃以上の発熱がある方
- 血液・心臓の病気、肝臓病、腎臓病で治療中の方
- 急性疾患をお持ちの方
- 以前に受けた予防接種で、発熱や蕁麻疹といったアレルギー症状が2日以内に現れた方
- 以前に受けた予防接種で、痙攣が起きた方
- 各ワクチンに含まれる成分に対してアレルギーがある方
- 先天性免疫不全の血縁者がいる、または免疫不全と指摘された方
何かご不安な点がございましたら、お気軽にお問合せ・ご相談ください。
予防接種後の熱は副反応?いつまで様子を見るべき?
予防接種を受けたあと、一時的に熱が出ることがありますが、多くの場合は副反応のひとつです。これは、ワクチンに対する免疫反応の表れで、軽度の発熱であれば自然に治まることがほとんどです。
ただし、発熱を含む副反応には個人差があります。接種後30分ほどは、万が一の反応に備えて、医師とすぐに連絡が取れる状態で様子を見てください。
また、接種当日は無理をせず、できるだけ安静に過ごすことが大切です。注射部位は清潔に保ち、入浴の際は強くこすらないように注意しましょう。飲酒や激しい運動は控えるようにしてください。
副反応は当日だけでなく、接種後2~3日経ってからあらわれることもあります。発熱のほか、体のだるさ、腫れ、痛みなどが出た場合も、落ち着いて様子を見ながら、必要に応じて医師に相談してください。
当院で取り扱う予防接種と費用
ワクチン名 | 費用(税込) | 種類・対象者・接種間隔 | |
---|---|---|---|
インフルエンザ | 一般の方 | 3,300円 | 不活化ワクチン |
インフルエンザ | 大阪市に住民登録のある65歳以上 | 1,500円 | |
インフルエンザ | 60~64歳で心臓・腎臓・呼吸器の障害がある方、またはヒト免疫不全ウイルスを原因として免疫機能に障害がある方(身体障害者手帳1級に相当する方) | 1,500円 | |
肺炎球菌(ニューモバックス) | 一般の方 | 8,800円 | 不活化ワクチン※1回の接種で、約5年効果が続きます。また脾臓を摘出している方は保険が適用されます。 |
肺炎球菌(ニューモバックス) | 大阪市に住民登録のある65歳の方 | 4,300円 | |
肺炎球菌(バクニュバンス) | 11,000円 | 不活化ワクチン ※対象となる肺炎球菌の種類はやや少なくなりますが、抗体産生能力はニューモバックスより高いと言われています。 |
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新型コロナ(コミナティ) | 17,600円 | mRNAワクチン | |
RSウイルス(アレックスビー) | 26,000円 | 不活化ワクチン 対象:60歳以上の方 |
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帯状疱疹(シングリックス) | 22,000円/回 | 不活化ワクチン 50歳以上の方は2か月以上あけて(〜6か月以内に)2回接種 |
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麻疹 | 5,500円/回 | 生ワクチン 1回接種、または4週間をあけて2回接種 |
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風疹 | 5,500円/回 | 生ワクチン 1回接種、または4週間をあけて2回接種 |
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麻疹風疹混合(ミールビック) | 11,000円/回 | 生ワクチン 1回接種、または4週間をあけて2回接種 |
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ムンプス(おたふくかぜ) | 5,500円/回 | 生ワクチン 基本的には1回接種。必要に応じて2回接種します。 |
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水痘・帯状疱疹(ビケン) | 8,800円 | 生ワクチン 帯状疱疹予防の場合は1回接種(50歳以上) |
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B型肝炎(ビームゲン) | 5,500円 | 不活化ワクチン 初回、4週後、20〜24週後の3回接種 |
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A型肝炎(エイムゲン) | 7,000円/回 | 不活化ワクチン 初回、2~4週後、24週後の3回接種 |
※注射の生ワクチンを接種した場合は、次に別の生ワクチンを接種するまでは27日以上の間隔を空ける必要があります。
当院で取り扱う抗体検査の種類と費用
各疾患に対して感染があるかを調べます。
内容 | 費用(税込) |
---|---|
A型肝炎(IgG-HA抗体) | 3,000円 |
B型肝炎(HBs抗体) | 3,000円 |
C型肝炎(HCV抗体) | 3,000円 |
風疹(HI) | 4,000円 |
麻疹(はしか)(EIA法:IgG) | 4,000円 |
水痘(みずぼうそう)(EIA法:IgG) | 4,500円 |
ムンプス(おたふくかぜ、流行性耳下腺炎)(EIA法:IgG) | 4,500円 |
梅毒(RPR定性、TP抗体) | 3,000円 |
セット(B型肝炎、C型肝炎、梅毒) | 8,000円 |
※大阪市では「妊娠希望の女性」「その配偶者・同居者(妊婦の配偶者・居住者を含む)の方は、無料で風疹抗体の検査が可能です。先天性風疹症候群の予防対策として、抗体検査とワクチン接種が有効です。当院では、抗体検査、ワクチン接種ともに可能ですので、ぜひこの機会にご検討ください。
当院の自費治療
疲れが抜けない、肌のハリやツヤが気になる、なんとなく不調が続く…
そんなお悩みに対し、体の内側からアプローチできるのが美容点滴・注射です。高濃度ビタミンやプラセンタ、白玉(グルタチオン)など、目的に合わせた成分を医療機関ならではの高品質で安全にお届けします。
当院では、お一人おひとりのお悩みに合わせて最適なメニューをご提案し、心身のコンディションを整えるお手伝いをしています。
白玉注射
主成分であるグルタチオン(グルタミン酸・システイン・グリシン)の抗酸化作用により、シミなどの色素沈着を改善します。また、解毒作用による疲労回復、肝機能改善、二日酔い改善といった効果も期待できます。
このような方におすすめ
- 美白を目指したい
- 顔だけでなく、全身の美白を目指したい
- シミ、くすみが気になる
- お肌の老化が気になる
- お酒を飲む機会が多くお肌へのダメージが心配
- 二日酔いを改善・予防したい
- 肝機能を改善したい
成分と効果
グルタチオン
メラニン色素の産生を抑制する作用、解毒作用があります。肝機能改善の効果も期待できます。
料金
●●円(税込)
副作用
- 発赤、熱感、腫れ、皮下出血斑、痛み
- 神経損傷
- 迷走神経反射
- 色素沈着
高濃度ビタミンC注射
食事、サプリメントなどでは難しい、高濃度のビタミンCを短時間で身体に取り込みます。
健康や美容にかかわるさまざまな効果が期待できます。
このような方におすすめ
- 美白・美肌を目指したい方
- 疲れが溜まっている方
- 免疫力をアップさせたい方
- 全身のエイジングケアに取り組みたい方
- がんを予防したい方
成分と効果
アスコルビン酸(ビタミンC)
高濃度のビタミンCを短時間で体内に取り込むことで、メラニンの抑制、疲労回復、免疫力アップ、抗酸化作用、アレルギー症状の緩和、ストレス解消、がん予防などの効果が期待できます。
※G6PD欠損症の方は溶血性貧血を起こすことがあるため、初めて本治療を受ける場合には、事前に血液検査を行います。
料金
●●円(税込)
副作用
- 発赤、痛み、腫れ
- のどの渇き
- 低血糖症状
- 低カルシウム血漿
にんにく注射
アリナミン、アスコルビン酸を主成分とする注射です。サプリメントとは異なり血管へと直接注射するため、即効性が得られやすくなっています。
なお、にんにくの成分は入っていません。注射直後、成分によりにんにく臭がすることがありますが、クリニックを出られる頃には消失いたしますので、ご安心ください。
このような方におすすめ
- 疲れが溜まっている方
- 風邪をひいている方、予防したい方
- 二日酔いの方
- 美肌を目指したい方
- 肩こりや腰痛でお悩みの方
成分と効果
アリナミン
疲労や倦怠感を改善する効果、新陳代謝・免疫力を高める効果が期待できます。
アスコルビン酸
コラーゲンの合成促進、抗酸化作用などによる美容効果が期待できます。
料金
●●円(税込)
副作用
- 発赤、熱感、腫れ、皮下出血斑、痛み
- 神経損傷
- 迷走神経反射
- 色素沈着
プラセンタ注射
健康なヒトの胎盤から抽出して作るプラセンタ製剤を注射します。
肌や内臓の組織の若返り、肝機能向上、免疫力アップ、滋養強壮、更年期障害の改善といった効果が期待できます。
このような方におすすめ
- 肌荒れで悩んでいる方
- 冷え性で困っている方
- 疲れが溜まっている方
- 肩こり、腰痛がある方
- 二日酔いの方
- お酒をよく飲む方
- 更年期障害と診断された方
成分と効果
プラセンタ
抗酸化作用、肝臓の保護作用、シミ・しわ・色素沈着の改善、肩こりや腰痛の改善、骨密度の改善、更年期障害(女性・男性)の改善といった効果が期待できます。
料金
●●円(税込)
副作用
- 痛み、発赤、熱感、腫れ
- 女性化乳房
- 急性肝障害
- ショック状態(きわめて稀)
注意点
- プラセンタ注射を1回でも受けると、今後は献血ができなくなります。これは厚生労働省の規定に基づいた対応です。
- 効果の感じ方には個人差があり、すぐに変化を感じる方もいれば、継続して接種することで徐々に実感される方もいます。
- 他の疾患で治療中の方や薬を服用している方は、事前に医師へご申告ください。安全性を確認した上での接種が必要です。
- 妊娠中または授乳中の方は、安全性が確立されていないため、基本的にはプラセンタ注射を控えていただくようお願いしています。
- 注射当日は、まれに注射部位が赤くなったり軽い腫れが出る場合があるため、激しい運動・長時間の入浴・飲酒などは控えてください。
- 接種頻度や期間は、体質や目的(美容・更年期症状・疲労回復など)によって異なるため、医師と相談のうえで無理のない計画を立ててください。
- 継続的な接種を希望される場合は、定期的に体調や効果の経過を確認しながら進めていくことが大切です。